DIARY:麻里の本棚 1『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き』コスタンティーノ・ドラッツィオ 著、上野真弓 訳

 

こんにちは

お変わりなくお過ごしでしょうか?

さて、こちらのダイアリーのページでは、「麻里の本棚」として、興味深かった本を少しずつ紹介してまいります。遅読の私ですが、ご参考になさってください。
※水色の文字をクリックなさると、参考ページに展開します。

 


麻里の本棚  1

【レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き】 Leonardo Segreto
著:コスタンティーノ・ドラッツィオ   Costantino D’Orazio
訳:上野真弓 Mayumi Ueno
河出書房新社 2016年7/24刊行
本の詳細  →  こちら

 

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少し前の ダイアリー にも書きましたが、2016年7/27(水)に楽しみにしていた コスタンティーノ・ドラッツィオ氏の出版記念の講演会がイタリア文化会館で開催され、参加してきました。

レオナルド・ダ・ヴィンチは未完成の作品も多く、謎に包まれた人物と言われていますが、美術史家 コスタンティーノ・ドラッツィオ氏の丹念な研究、そこから導かれた着眼を興味深く拝聴しました。ご著書の【レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密】はイタリアでベストセラー、また、ドラッツィオ氏はイタリアの国営放送 Rai で人気の美術番組をお持ちでもいらっしゃるので、講演会は美術に詳しくない方でも楽しめるような親しみやすい構成でしたよ。

個人的には、以前から ブログ を拝見していた  ” mayumi様 ”  がこのご本の訳者で、講演会の同時通訳もされたので、ファンとしてワクワクしました。

 

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講演後、ドラッツィオ氏とmayumi様ともお話できて感激。記念にご著書にサインも頂戴しました。
ありがとうございました!(別に持参した ドラッツィオ氏のご著書、Le chiavi per aprire 99 luoghi segreti di Roma /  The Keys to Open 99 Secret Place in Rome / 2010年  は日本未刊行 です。コロンナ宮についての記述。)

ドラッツィオ氏は、レオナルドの他にも様々な美術家の「秘密」に迫ったご著書を出されており、今後のご活躍とともに、翻訳本の続編も期待しています。

 

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【レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き】は、美術にそれほど詳しくない方でも、美術愛好家もどちらも楽しめる、新しい視点の美術書。個人的にはレオナルドとパトロンの関係、絵画の技法について参考になりました。
レオナルドが生きた時代的背景の念入りなリサーチ、後年に作りこまれすぎたレオナルドの「神話」を冷静に見つめ、人としてのレオナルドを伝えています。
時に「天才」「才能」という言葉は、能力を持って生まれた人を羨むような感覚で使われることが多いですが、この本を読むと、レオナルドという人物は偉業を達成する他の人たちと同じように、努力の人(=才能) だった事もわかりました。

望月麻里

 


 

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