2017年12/15(金)〜12/17(日)まで
南青山のgallery 5610で開催された、
東京藝術大学 美術学部卒業生有志によるチャリティ展、
サポサポ project vol.16が無事に閉幕しました。
今回はギャラリーのご好意で展示会場も増え、
彫刻や屏風などの大型の作品展示、チャリティ向けの作品、
干支とクリスマス オーナメントの展示、ポストカード、
漆のスプーン作り&真鍮ブレスレット作りのワークショップなど
盛りだくさんの内容で、賑々しい毎日でした。
12/15(金)15時前にはたくさんの方が並んでオープンを待たれ、
ゆっくり鑑賞する間も無く売れてしまう作品も多々。
平面作品をごっそり小脇に抱えてレジに並ばれる方もいらっしゃいました。
活躍するアーティスト、デザイナーの作品を驚くほど安価で購入できる、
アート・ファンには嬉しい展覧会なのです。
東京新聞にも掲載していただいたそうで、
記事によりますと、今までに二千万円以上を被災地に寄せているそうです。
記事の詳細 → こちら

サポサポ project vol.16の会場に掲示してあった新聞の記事。下の作品用検索QRコードを展開するあたりも芸大っぽい。
今回の私の作品は、イタリア的な色を濃く制作。
おかげさまで私が出品した犬の素描、チロルチョコは開場1時間ほどで完売、
クリスマスのオーナメントボールも完売、
またポストカード3種はあわせて109枚売れており、
ささやかながら45,200円をプロジェクトに寄せることができました。
※ポストカードは1枚200円、3枚セット500円なので、36セットと1枚の計算です、
最終的に全員の売上枚数と人数で平均化されます。
会場にお運びくださった皆さま、気にかけてくださった方々、
ご賛同賜り誠にありがとうございました
3日目の12/17(日)に、私も友人たちのプレゼントを兼ね作品を求めました。
デザイン科出身の方の陶器のコースター。
青磁のようなスモーキーな色彩に松葉を思わせる洒落た意匠、なんと1枚500円!
お菓子をのせたり、おつまみをのせたり楽しめそうです。
工芸科出身の作家さんの陶器の星のオーナメント。
陶器という割れやすい素材で繊細に作っていらして、詩的で気に入りました。
工芸科出身で美術のドクターでもいらっしゃる 高橋理子 さんの一色染の縞の手ぬぐい。
和を感じさせるダイナミックなパターンの着物やデザインを展開されるデザイナー、
フェンディ、クリニークなどとのコラボ、百貨店などでも多く発表されています。
会場に赤ちゃんも連れていらして、
デザインされた ジェンダーレスのベビー服 の可愛らしさに目を見張りました。
フェルト製 白鳩のオーナメントは彫刻科出身の方の作品です。
手作りの温もり。どこかにひっそりつけて平和を祈りたい。
工芸科出身の 松田 順子 さんのごきん刺しのカード。
麻の地に白糸のシンプルな作品ですが、
お人柄が伝わるあたたかで透明感あふれるお作品です。
額装しても素敵。
たくさんのポストカードの中から何気なく手にとって求めた、
雪の中を走る愛らしいワンちゃんのポストカード。
帰宅してお名前を確認したら、
サポサポ projectの代表をつとめられる 亀井伸二 さんの作品でした。
デザイン会社の代表でもいらっしゃいます。
サポサポ projectは東京藝術大学の専攻科や学年も超えた集いで、
特に下の学年の方との交流は、私にとって刺激になり、学ぶことが多いです。
被災地で今も支援されている方々を、
アート&デザインで支援しようという試み。
歳末の多様な季節にご来場、ご賛同くださった皆さまの祈り、
いつも手弁当で活動するサポサポのメンバーの祈りが、
支援を待たれる方々に届きますように。
サポサポ project vol.16の支援先 → こちら
(最後まで読んでくださりありがとうございます)
望月麻里
イタリア旅行ランキングに参加してみました。