スタジオの庭ではヒメリンゴ、コムラサキ、ノブドウなどの実が
色づく季節になってまいりました。
みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
久しぶりにTOPのカバー画像を変えました。
何気ないスタジオの日常風景です。
秋草を描いた素描の絵葉書、ベリーの素描、
原画を担当したホールマークの便箋と封筒 グレイスフルフラワー 、
お気に入りの GIEN のカップ「ヴィッラ メディチ」。
ローマのメディチ家 宮殿の庭からイメージされたものとか。
現在のヴィッラ メディチはフランス・アカデミー になっています。
花の絵の仕事は終盤に入り、
早く入稿できるように毎日、精一杯制作しています。
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先日、9/8(土)に 北鎌倉の古刹 浄智寺さま所有の
北鎌倉「宝庵」で 絵画教室giardino 宝庵クラス を開講しました。
絵画教室giardinoとしては宝庵での講座は2回目で、
金潜紙円窓大色紙 や 風炉先小屏風 に、
秋野菜や庭のジュウリョウを組み合わせて素描、
顔彩 または 色鉛筆彩色で描きました。
宝庵を会場にする魅力は
制作後の講評会を床の間でできることです。
鳩居堂の色紙軸にそれぞれのお作品をかけて講評しました。
また、待合や庭などフォトジェニックな空間が多いので、
受講者の皆さんも親しんでいただければと思います。
制作後は簡単なお茶タイム。
お菓子は鎌倉「豊島屋」さんの「段葛(だんかずら)」を。
玄米粉と和三盆、大島羹の素朴なお菓子です。
重用の節句にちなんで干菓子の菊もそえました。
お茶は、西鎌倉にある「鎌倉倶楽部 茶寮」さんの
宇治 童仙房(在来種)を選んでみました。
このお茶は標高500mに生息し野草的な香りがあって好みです。
ご希望者には制作前に軽食も用意しました。
北鎌倉「円」さんの「穴子蒸し寿司」800円/1つ。
予約すると冷凍で分けてくださり、
ミシュラン2つ星の味を、家庭でいただけます。
押し寿司なのでボリュームがありました。

朴葉を解くと、かんぴょうの混ぜ寿司に海苔、繊細な錦糸卵がふんわりと盛られ、丁寧に炊いて焼かれた穴子がのっています。
北鎌倉「円」さんにこの蒸し寿司を取りに行った時に、
おかみさんから北鎌倉の野草のこと、
「円」さんを育んだ鎌倉の文化人のお話など伺えました。
円覚寺の池を眺めながらの
自家製のジンジャエールも美味しかったです。
絵画教室giardinoの今後の予定は、
●2018年
10/21(日)鎌倉 腰越 クラス
10/24(水)鎌倉 プチフルール クラス
12/8(土)北鎌倉 宝庵クラス
●2019年
3/9(土)北鎌倉 宝庵クラス
以上の予定です。
詳細は WORKSHOP のページをご覧ください。
鎌倉の紅葉は12月上旬が見頃です。
下の画像は、昨年の12/8の宝庵の紅葉です。
皆様にとって実り多き秋の毎日でありますよう。
麻里