DIARY:私のローマ / 長い長い夢 その4

ローマにて

 

 

 

Buongiorno!
無事にローマに着きました。

 

私がローマに到着した日にキュレーターの Rossana Calbi さんと会場のショップ Not Your Dolls Shopの店主 Paolaさんが私の個展のイメージを解禁してくださいました。

展覧会のオープニングは、ローマ時間で本日 3/20(水) 18:30 からとのこと。

 

 

 

望月麻里 作品展
Japanese Garden di Mari Mochizuki 望月麻里

キュレーター:Rossana Calbi

会期:2019年3/20(水)〜 2020年3/31(火)

定休:月曜日
場所:Not Your Dolls
住所:Via degli Zingari, 51/B, 00187 Roma RM
時間:火・水 15:30-20:00、木・金・土 11:30-20:00、日 16:30-21:00

※会場の都合で時間が変更になる場合があります。
※作家は会場にはおりません。

 

 

和紙に日本の花を描いた素描を6点展示いたします。
また、POP UP SHOPでは、展覧会記念の風呂敷、春の花の絵葉書、私が原画をつとめたホールマークの商品を販売、オープニング パーティには、私ももちろん参加いたします。

Monti地区は下町で荒々しい面もありますが、古くからの上質で個性的なお店がたくさんありますので、お散歩のおついでにお立ち寄りください。

※ 地下に遺跡が眠る街で石畳はかなり凸凹です。靴にお気をつけて。

 

 

 

ローマはまだ肌寒く、復活祭前の春の静かな時期です。

 

 

 

 

今回の滞在先は、会場に近い家族経営のB&B。

毎朝、各部屋のドアに、バスケットに入ったコルネット(クロワッサン)などのパンが届きます。

 

 

 

窓から見える隣の教会の裏庭。
ネズミモチという黒い実をつける大きな樹に鳥の巣があって毎日、眺めていたらスズメが窓辺に来るようになりました。スズメ、クロウタドリ、ヨーロッパコマドリなどがいます。

 

 

 

 

私は、かつてこの地区に住まい、遺跡と人の息遣いが渦のように感じられるこの街が好きになりました。
ローマでMontiを見下す古い方もいらっしゃいますが、日本へ帰国しても私はずっとMonti に心を寄せてきました。

 

5年ほど前からMonti の魅力が逆輸入的に輝き始めます。

Woody Allen や 007のロケで使われたり、ValentinoやFendiもプロモーション ビデオで率先してこの地区のボヘミアン的な面を使っていたのはMonti地区勝手に応援団としては、大変に嬉しいことでした。

 

後ろ盾のない、野良猫のような私には、個展会場のNot Your Dolls Shop がある、Via degli Zingari = “ジプシー通り”の生命力がぴったり。