展覧会:出品作品「ヒナギク・ローマにて」教文館

 

 

 

7/20(土)より銀座の教文館で開催している作品展の
出品作品の紹介です。

 

望月麻里 作品展
〜「恵みの花束 A Bouquet of Blessings」の原画を中心に〜

会期:2019年7月20日(土)〜8月4日(日)
場所:教文館 ギャラリーステラ
東京都中央区銀座4-5-1   教文館3階 キリスト教書部
時間:平日&土祝 10:00 – 20:00  日曜 13:00 – 20:00

 

 

「恵みの花束  A Bouquet of Blessings」の原画の展示の他に
花束を描いたこれまでの作品や、
ローマで制作した小品を展示しています。

「ヒナギク咲く頃・ローマにて」と「ヒナギク・ローマにて」は、
3〜4月のローマ滞在時に描きました。

 

 

「ヒナギク・ローマにて」Memories of Rome・Daisies / (C)Mari Mochizuki

 

 

 

 

 

今年の3月から9月まで開催のローマでの初個展。
その準備のため滞在した春のローマは、ヒナギクが満開の季節でした。

ヒナギクはキク科の植物で、
デイジー daisy、マルゲリティーナ margheritina とも言われ、
イタリアでは “国花” 的 な花として親しまれています。
春になると欧州の各地で小さなマーガレットのような花を咲かせます。

 

 

 

 

ローマ国立博物館  Museo Nazionale Romano  の回廊に咲くヒナギク。

 

 

パラティーノの丘に咲くヒナギク  Palatino

 

 

ヴィッラ・ジュリアのヒナギク  Museo Nazionale Etrusco di Villa Giulia

 

 

 

 

ローマでは現地の作品展を進めるかたわら、
今夏の教文館での作品展のためにヒナギクを描き続けました。

ヒナギクと組み合わせたスミレの花は、控えめな佇まいから
聖母マリアのイメージと重ねられることもあります。
また、空色の小花のオオイヌノフグリは、ヨーロッパが原産で、
聖ヴェロニカにちなんだ名前と言われます。
どちらも、教文館という空間にあう花と考え構成しました。

「恵みの花束  A Bouquet of Blessings」にも
スミレやオオイヌノフグリを描いています、探してみてくださいね。

 

 

 

 

「ヒナギク・ローマにて」小サイズはすぐ完売してしまいますが、
額縁が入荷しましたら、随時、展示いたします。

 

 

 

 

ヒナギクの作品と同じ紙で描いた、
日本の花のシリーズは、現在、ローマで展示中です。
キュレーターのRossana Calbiさんの希望で日本の花を描きました。

 

こちらの展示もよろしくお願いいたします。

 

望月麻里 作品展 (イタリア・ローマ)

Japanese Garden di Mari Mochizuki a cura di Rossana Calbi
会期:2019年3/20(水)〜 9月ごろまで
場所:Not Your Dolls・Via degli Zingari, 51/B, 00187 Roma RM
時間:火・水 15:30-20:00、木・金・土 11:30-20:00、日 16:30-21:00
定休:月曜日
※ヴァカンス休暇あり
※会場の都合で会期や時間が変更になる場合があります。