10月も半ばとなり、樹々の紅葉が楽しみな季節になりました。
風に舞う落ち葉と一緒に、木の葉ほどの小さな野鳥たちが群れて飛ぶ姿が、何とも可愛らしいのです。
皆様の街ではいかがでしょうか?
いつもこのサイトに、日本をはじめ様々な国から皆様がアクセスしてくださり、大変嬉しく、また励みになっています。
「スタジオ便り」をお読みくださりありがとうございます!
詩をフェスに寄せて
素描と短詩 1
10月10日(金)に詩をフェスに参加されている、写真家・フォトグラファーの 七緒さん のPOP UP、鎌倉山「光と緑の店」を訪ねました。
詩をフェス発起人で小町通りのCAFE ETHICA(カフェ・エチカ)を営む千田さんから、植物でつながりがあるかもしれないと教えていただいた方です。
江ノ電バスを降り、古道の奥。
緑濃い景色の道沿いに、ひっそりと置かれた看板を見つけました。
七緒さんのご案内で、お庭や清潔にリノベーションされたアトリエを見学。
この日の私はスケッチするつもりはなかったものの、お庭の薬草や七緒さんの繊細な佇まい、鎌倉らしい里山の草花との呼吸・呼応を描きとめておきたい気持ちになりました。
植木鋏を託してくださった七緒さん、ありがとう!

素描と短詩 1 #01・光と緑の家にて(紙、鉛筆)画:望月麻里 / illustration by Mari Mochizuki
鎌倉山の麓
緑濃い古道奥の
光と緑の家へ
光満ちる
果樹と薬草の庭
優しい花言葉を編む
七緒さんのお庭から:
・ティーツリー:清潔、力強い見方(精油は薬用、化粧品に)
・シソ:善良な家風、力よみがえる(食用、薬用)
・ナンテン:良い家庭、既知に富む(和薬、乾燥させた実は咳止めに)
・レモンバーム:思いやり(古代より地中海の蜜源植物、薬用)
・ダイダイ:相思相愛(日本で古くから食用、薬用)
・カラスビシャク:秘めたる魅力、心落ち着けて(生薬の半夏)
・ツワブキ:謙遜、困難に負けない(日本で古くから食用、薬用)
薬草も里山に見られる植物も、古くから人々の営みと寄り添ってきました。
ひっそりと雑草のようであっても、時空を超えた”無事”への祈りが染み込んだような存在で、特に鎌倉は、中国大陸から仏教と共に持ち込まれた薬草が多いように感じるのです。
私たちがその植物を読むことができたら、その存在は輝き、呼応します。
七緒さんのお庭で、そんなことを感じたのでした。

「素描と短詩」は10月末までにあと2回ほど更新できたらと考えています。お楽しみに!
KAMAKURA POETRY FESTIVAL
詩を(通称 ” 詩をフェス “)
会期:2025年10月1日(水)〜10月31日(金)
会場:鎌倉市各処
運営:KAMAKURA POETRY FESTIVAL 実行委員会
https://www.siofest.com
詩をの遊星
望月麻里 MariMochizuki
『素描と短詩』
2025年10月1日(水)〜10月31日(金)
” 詩をフェス “期間中に鎌倉を歩き、素描を言葉とともにオンラインで発表します。
望月麻里の note もしくは、こちらのオフィシャルサイトでご観覧いただけます。
mochizukimari.com
https://note.com/mochizukimari
noteにも応援よろしくお願いいたします!
北鎌倉商店街のハロウィン マルシェに参加します
北鎌倉商店街のマルシェに参加します。
画家 望月麻里のPOP-UP Store
Le Violette
●日 時 :10/18(土)11:30〜15:00まで
●場 所 :北鎌倉台商店街 (吉ヶ沢公園横)
●アクセス:
大船駅東口交通広場より 江ノ電バス 鎌倉湖畔循環「北鎌倉台」下車、徒歩1分、
または、JR北鎌倉駅より明月院通り坂登る
●駐車場 :無
※雨天中止・予備日 10/19(日)
※天候により早めに閉店する場合があります。

Le Violetteでは、お馴染みの絵葉書や日めくり、包装紙、紅茶などを販売します。
他にも天然酵母のパン屋「Cailloux」さん、元気な生魚店「サカナヤマルカマ 」さん、大好きな「野村珈琲」さん、鯛焼き屋「一丁焼き こたろう 北鎌倉天空店」さん、フリマ、ベルグフェルドのお菓子、お惣菜の販売などあるようです。
観光客とは無縁の鎌倉、のんびりお過ごしいただけます。
一日限りのマルシェではありますが、秋の鎌倉湖、天園の散策のおついでに、ぜひ、お立ち寄りくださいませ!
お目にかかれたら嬉しいです。

素描と短詩 1 #02
光と緑の家にて(紙、鉛筆、色鉛筆)
画:望月麻里 / illustration by Mari Mochizuki
七緒さんのお庭から:
・ティーツリー:清潔、力強い見方(精油は薬用、化粧品に)
・ナンテン:良い家庭、既知に富む(和薬、乾燥させた実は咳止めに)
・レモンバーム:思いやり(古代より地中海の蜜源植物、薬用)
・ダイダイ:相思相愛(日本で古くから食用、薬用)
・カラスビシャク:秘めたる魅力、心落ち着けて(生薬の半夏)
・ローズマリー:変わらぬ愛、思い出(古代より地中海で食用、薬用)

素描と短詩 1 #02・光と緑の家にて(紙、鉛筆、色鉛筆)画:望月麻里 / illustration by Mari Mochizuki
【お知らせ】
北鎌倉 東慶寺オリジナル紅茶
「東慶寺の香りを紅茶にのせて」
東慶寺様の売店で販売中です。
パッケージを担当しました。→ こちら
【望月麻里の今後の活動】
●詩をフェス
「素描と短詩」望月麻里 Mari Mochizuki
Kamakura Poetry Festival
2025年10/1(水) – 10/31(金)
鎌倉各処
1 Oct. – 31 Oct. 2025
Kamakura city
●日本画俊英作家展「心星展」
Group exhibition
2025年 12/1(月)- 12/6(土)
銀座スルガ台画廊
東京都中央区銀座6-5-8 トップビル2F
1 Dec. – 6 Dec. 2025
Ginza Surugadai Gallery
2F 6-5-8, Ginza, Chuo-ku, Tokyo
●サポサポ project vol.23
Group exhibition
2025年 12/12(金)- 12/14(日)
Gallery 5610
東京都港区南青山5-6-10 5610番館
12 Dec. – 14 Dec. 2025
Gallery 5610
5-6-10 Minami-Aoyama, Minato-ku, Tokyo