新春のご挨拶 / スタジオ便り・2025年1/12

 

 

新春のご挨拶を申し上げます
本年もよろしくお願いいたします

 

 

鎌倉のスタジオにて

 

2025年の幕開け。
いつものように星空の下、幾重にも響く各寺院の除夜の鐘の音を授かりながらスタジオの庭で過ごしました。


庭では、北鎌倉の建長寺 様の梵鐘(1255年製)と円覚寺 様の洪鐘(1301年製)の国宝に指定された二つの除夜の鐘の音をはじめ、あわせて五〜六種類の除夜の鐘の音を拝むことができるのです。ありがたいことです。


鐘の音といえば、私は  2016年のクリスマスの朝 に、ローマのアヴェンティーノの丘から、ローマの街中に響く教会の鐘の音の祝福を浴びた素敵な
思い出があります。
北鎌倉の除夜の鐘の音の重なりも、厳かで世界に誇れるものと感じています。

 

松の内も過ぎ、花を小ぶりに整えた。街に点在する野菜の直売所で新鮮なレモンや柚子を沢山ゲット、あちこちに飾って。

 

 


 

望月実家の新年会は今年もポットラック・パーティーでした。
久しぶりに会う甥や姪の成長を嬉しく感じるひととき。

私が持参したのは手作りの素朴なスイートポテトで、幸運の象徴でもあるハリネズミの形に仕立て、重箱につめ持参しました。

 

スイートポテトの生地をガーゼに包んで整え、目は黒胡麻、鼻はココア味の生地。調理用バサミで生地を切ってハリネズミの針の雰囲気に。

 

 

甥や姪に会うと、彼らや彼らのこどもの世代も地球が平和で安全であるようにと心から願い、私自身は環境により配慮した生活をしなければと、改めて責任を感じます。
地球上で人間が生活に使える水はごくわずかなのに、貴重な水がデータセンターや生成AIに流用されはじめている時代。手探りながら自分でよく考え、日々を過ごしていきたいです。

 


 

新年会後に夫が珍しく寝込み、私も発熱。
体調管理には人一倍努めている夫婦が倒れるという、この珍しい現象を楽しみつつ、外出せずに読書の日々に。

 

おせち料理は少量で全て慎ましく手作り、いつもと変わらない雰囲気。
数日経ったお煮しめは綺麗な賽の目にして炒り豆腐(上質なタンパク質)に展開、七草の頃に食べきる方法を見つけたので、今後も続けたいです。

 

年末にいただいたヴェネツィア・ムラーノ島製のガラスのペン立てに、庭のビオラたちを挿してみたり。

 


 

 

 

画家 望月麻里のオフィシャルサイトをご高覧くださりありがとうございます

このWEBサイトには、日本、米国、イタリア、フランス、ドイツ、イギリス、中華人民共和国、スウェーデン、ポルトガル、台湾、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ポーランド、香港、ベルギー、シンガポール、オランダ 、スペイン など・・・、沢山の国々からのアクセスがあって、皆様と繋がっていることが私自身の創作活動の励みになっています。
これからも応援をよろしくお願いいたします!

 

2025年が、皆様や皆様のご家族にとってご無事で、健康に恵まれる年でありますように。
皆様の益々のご活躍を、鎌倉のスタジオから願っています

 

  望月麻里