新春のご挨拶 / そろそろ女正月 スタジオ便り・2024年1/11

 

新春のご挨拶申し上げます。

 

日々、無事であることが、奇跡のように有難いことと改めて感じる年始でした。
能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。


母方の祖父の親戚が、地震の影響で避難生活をしていると聞きました。
餅屋を代々営むこの親戚を、実家では「お餅のおばさん」と呼んで、丸餅や草餅、黒豆餅などを、母は三四半世紀以上にわたり取り寄せています。祖父は若い頃に東京に出て、江戸っ子の祖母と家庭を築いたので、我が家のお雑煮は東京風におばさんの丸餅と決まっています。

お餅と一緒に送ってくださる「福梅」という石川県の方にとって特別な新春の伝統菓子は、私の人生で新年に欠かせない景色のひとつでもあります。

 

地震の影響でご不自由な環境にいらっしゃる方が、一日も早く、その方らしく過ごせる日が戻りますよう、祈るばかりです。

 

「福梅」:前田藩家紋の「剣梅鉢」(けんうめばち)が形取られた新春の最中菓子。

 

2023年12月中旬に開催され、私も末席に列した、サポサポproject(東京藝術大学美術学部 卒業生有志によるアート&デザインのチャリティ展)の売上額、支援額、支援先が、2024年1/6に発表され、今回の支援先に石川県も加えるとの報告がありました。

サポサポproject vol.21 支援金のお知らせ 2024 1/6

 

サポサポprojectの今回の判断に私も賛同します。支援金が石川県の復旧に少しでも役立ちますよう。

 

 


 

 

そろそろ女正月 スタジオ便り・2024年1/11

 

●初詣

鎌倉の元旦は快晴で、近所にある源頼朝ゆかりの古寺跡の神社に詣りました。
歩いていると、ロウバイやウメの花の香りも感じました。

 

 

この神社に、私は勝手に親しみを感じています。
それは、この地に転居したばかりの頃に見た夢に由来するのです。。。

 

ある夜に見た夢の中で、私の右腕に大きな白いムカデ(腕ほどの大きさ)がくっついていました。
不思議と恐怖心はなく、気になって調べてみたら、ムカデは毘沙門天様の遣いで、近所の神社が鎌倉時代の毘沙門堂跡と知りました。驚くことに、この神社には巨大なムカデの形のしめ縄も祀られていました。

この地に私達が来たことを歓迎してくださった?と嬉しく受けとめることにして、土地の歴史を学んだり、地元の文化祭などに参加してみています。

 

 

●1月2日は望月家新年会・ポットラック パーティー。

久しぶりに大人数での会食、甥や姪の成長が見られ嬉しいひとときでした。
社会人になったばかりの甥が、赴任先の伝統菓子をお土産に配ってくれました。
甥は、私がナッツのアレルギーであることも忘れずにいてくれて(実は私は洋菓子があまり食べられない)、優しい気持ちが嬉しくて、久しぶりに絵日記「麻里の美味しいノート」を書きました。

 

1994年から、ときどき綴っている絵日記「麻里の美味しいノート」。

 

 

●おせちの残り物のお弁当。

毎年恒例、このお弁当を作る頃が、私にとっての小正月=女正月。ホッと一息できる日です。
お赤飯は片瀬・龍口寺様門前の上州屋さん製。鶏の丸・菜の花お浸し・椎茸ふくめ煮・大根と庭の柚子のなます・蒲鉾・栗きんとん、黒豆。ポンカン。
昨年末に東慶寺様で鑑賞した「バッジュ・シャーム・キョウト 鎌倉遷展」のミュージアムグッズのバンダナをお弁当包みに。

 

年末年始、まめまめしく働いた私よ、お疲れさん。

 

おせちの残り物のお弁当。冷めてもしみじみ美味しい。

 

 


 

 

2024年は10/1から銀座で個展の予定があり、年末年始はゆっくりペースではありましたが、制作や商品開発を続けていました。
皆様にお披露目できる日を楽しみに、引き続き精進いたします。

 

本年も宜しくお願いいたします。

 

  望月麻里