モチヅキマリ として挿絵を担当した、絵本「ママがおこるとかなしいの」(金の星社より 2006年に刊行)が、この度、9刷目の重版となります。
2006年の8月に出版から10年目、読んでくださった全ての方に感謝します!
10年前に絵本の出版が決まった時に、金の星社さんから「日本のお母さんがたが親しみやすい絵と少女像を」というご提案があって、当初のラフから現在の絵のイメージに変えました。
こどもさんでも、日本画の素描を当たり前のようにお手元で観ていただきたいと願い、あえて、POPな絵にせずに描いてみました。
揺れ動く少女の表情を描くのが時間がかかりましたが、楽しかったです ♪
脇役の猫の表情、お兄ちゃんの部屋の日本画の絵具瓶、黄色い風船の行方なども楽しいので、ぜひ、探してみてくださいね。
今後とも絵本「ママがおこるとかなしい」を宜しくお願いいいたします!
望月麻里の刊行物のページ:https://mochizukimari.com/publications/