暑中御伺い申しあげます
みなさま お変わりなくお過ごしでしょうか?
さて、7/24(日)に旧軽井沢の聖沢の某邸で、
アーティスト・トークを企画していただきました。
ホールマーク社から発売中で私が原画を担当しているレターシリーズ、
Mindful Sketch(マインドフルスケッチ)を応援してくださる方の企画で、
毎夏、様々なジャンルの方を招いてのお話や、演奏を聴くチャリティーの会。
今年で10年目とのことです。
知人のご厚意で前日から軽井沢に入り、
軽井沢の野草をスケッチしました。
アーティストトークで配布用するプログラムは手印刷し、
内側の両面に小屏風を見立て、
軽井沢でこれから咲き始めるタマアジサイの素描を構成しました。
そして、前日描いたスケッチも皆さまにご覧いただき、
お心づくしの会に少しでも応えられたらと。。。
トーク当日の朝は、軽井沢の茜屋珈琲店 駅前店さんで、
美味しいコーヒーと朝食代わりに糖分を。
お客様のイメージでカップを選んでくださるそうですが、
思いがけず赤いカップを選んでいただきました。
チェリーのソースとぴったりですね〜。
気持ちも元気になり、ご主人に桜桃の絵葉書をプレゼントしました。
さて、会場のご別荘に到着。
美しい緑に囲まれた旧軽井沢の国立公園の聖沢にある某邸は、
バルコニーから沢を見下ろすことができ、
満開のヤマアジサイが一面に白く輝いていました。
想像以上のロケーション!
和やかなお心づくしのお食事の後、アーティスト・トークが始まりました。
プロローグ、マインドフル スケッチ、エピローグとして、
これまでの私の美術との関わりや、
マインドフルスケッチの制作にまつわるエピソード、展望などを話しました。
拙い話にみなさまご熱心に耳を傾けてくださり、
また、トーク終了後も、質問などをたくさん寄せてくださいました。
今回の会の主催者のご夫妻の朗らかさや、
アーティストを育んでくださる佇まいに学ぶことが多かったです。
ホストとして、もし、ご体調のすぐれない方がいらしたらと
ベッドルームも2部屋用意してあったり、
夏をしのげるようにと、辰巳芳子先生のレシピのニンニクのスープも用意されて、
その優しさが大好きでした。私も見習いたい。
会場のサロンは美術品が多く、
その中に私の青林檎ブラムリーの作品(岩絵の具、膠、和紙 使用)が
さりげなく展示されていました。
会の主催者ご夫妻が10年ほど前にご購入くださった作品で、久しぶりの再会でした。
大切にしていただき感謝です。
来年も会にいらっしゃい、と、お声をかけていただきました。
この「やさしさ」をいろいろに具体化したような愛がいっぱいの会に、
微力ながら絵でお役にたてるのでしたら喜んで参加したいです。
望月麻里 mochizukimari.com