NEWS:「東慶寺の香りを紅茶にのせて」創作日記その1

 

 

北鎌倉 東慶寺オリジナル紅茶
「東慶寺の香りを紅茶にのせて」東慶寺宝蔵内売店で発売中!

お紅茶のパッケージとパンフレットを担当し、創作日記を書きました。

 

創作日記その1

 

 

 

 

北鎌倉の松岡山 東慶寺様は1285年に北条時宗公夫人の覚山志道尼により開山。
円覚寺派の元尼寺です。
江戸時代に東慶寺様が「御所寺」「松岡御所」と格式高く呼ばれたのは、後醍醐天皇皇女用堂尼が住持された由来。

 

明治時代以降は男僧の釈宗演禅師が入寺、円覚寺、東慶寺を拠点に世界に禅・ZEN が広められました。

 

 

東慶寺のシダレザクラと、屋根の上のタチツボスミレ / 2018年撮影

 

 

2021年3月末に東慶寺様の寺庭(ご住職の奥様)様から、オリジナル紅茶開発の際のパッケージ制作のご相談をいただきました。
寺庭様とは面識もなく驚きましたが、東慶寺様やお庭への熱いお気持ちに、少しでもお役に立てればと制作を決めました!

 

 

東慶寺のスミレ / 2018年撮影

 

東慶寺様に伺うたびにお参りしている前田青邨画伯の筆塚 / 2018年撮影

 

 

東慶寺様の草花を学ぶ


東慶寺庭園の草花に関する
関連書籍や写真、東慶寺様のソーシャルから庭の草花の記録をまとめてみました。

春(3〜5月)は約100種類
夏(6〜8月)は約130種類
秋(9〜11月)は約80種類
冬(12〜2月)は約50種類

 

 

 

紅茶の開発にあたり、東慶寺様からはパッケージに描く草花のご指定あり、絵のバランスや色合いを見ながら、調整することになりました。

 

春:シダレザクラ、ハクモクレン、イカリソウ、オキナグサ、クマガイソウ、バイモ(アミガサユリ)、ナルコユリ(斑入りアマドコロ)


夏:アジサイ、ガクアジサイ、アヤメ、ハナショウブ、ケイワタバコ、イワガラミ


秋:リンドウ、ノブドウ、シオン、モミジ、サネカズラの実、ワレモコウキクは入れられるだけ入れたい


冬:ウメ、ミツマタ、ツバキ、クマザサ 、フキノトウ、フクジュソウ

 

一辺8cmの立方体の小箱に草花をどう配置するか。まずは紅茶をブレンドされる ムレスナティー さん 箱の展開図を作り、2種のラフスケッチを作成しました。

 

 

 

臨済宗円覚寺派
松岡山 東慶寺

https://tokeiji.com


神奈川県鎌倉市山ノ内1367

JR横須賀線 北鎌倉駅 徒歩4分
参拝時間 9:00〜16:00
第1、第3火曜日定休(2025年9月より)

 

 

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