スミレの花をたずね、箱根を歩きました。
小田原駅から路線バスでのんびり山へ、バスを下車するとキジの声がお出迎え。
環境省 箱根ビジターセンター のスミレ観察会のルートを参考にしたので、センター近くに滞在しました。
ビジターセンターは富士箱根伊豆国立公園 にあり、箱根地域の自然情報の収集ができ、自然散策の休憩拠点として誰でも利用することが可能です。標高は770mほどだそう。
持参したスミレのガイドブックの他に、箱根に関する資料を購入し草花を調べつつ歩くことにしました。
箱根ビジターセンター内の、素晴らしい四季の案内パネル。
箱根ビジターセンターのFacebookで花の開花情報が紹介されていたので、予めチェックし、参考に歩きました。
白百合台園地では華やかなミツバツツジが見られました。
スミレの花の季節は、雨や曇りが多く、雪が降ることさえありますが、この気怠いお天気も私は大好きです。
箱根独特のマメザクラや、オオシマザクラなどの山桜が咲く道を歩きます。
散策では、タチツボスミレ数種、マルバスミレ、ヒメスミレ、ニョイスミレ、スミレを観察できました。
野鳥たちのさえずりの中、遊歩道をひとり歩いていたら、ふと、登山好きだった亡き父が一緒にいるような気持ちになり、不思議な安心感がありました。
都会的な父しか知らず、山野草を観察しながらもっと一緒に歩きたかったです。
箱根ビジターセンター裏一面に咲いていたニョイスミレ。
そして下の画像は鎌倉の家のニョイスミレ?
どこからかやってきで冬になって咲き出しました。私の靴の裏に種がついていたかしら?
来春もスミレをたずね、このルートを歩きたいです。
すみれの花便り
望月麻里
画家・イラストレーター
東京藝術大学美術学部絵画科
日本画専攻卒業
鎌倉市在住
mochizukimari.com
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