Mari Mochizuki

スミレの花をたずねて 3:箱根へ

 

 

 

冬はスミレの花の返り咲きの季節。

 

今冬は鎌倉の家の庭に、見慣れないニョイスミレの小さな花を見つけ、春に旅した箱根湖尻 でのニョイスミレを想いました。(※blogの下に展覧会情報を掲載しています)

 

 

 

 

 

2022年の4月のある朝、JR大船駅を出発しJR小田原駅下車、小田原駅からは路線バスでのんびり湖尻まで向かいました。ホテル前でバスを下車、キジの声がお出迎え。

 

 

 

 

 

環境省 箱根ビジターセンター のスミレ観察会のルートを参考にしたので、センター近くに滞在しました。
ビジターセンターは富士箱根伊豆国立公園 にあり、箱根地域の自然情報の収集ができ、自然散策の休憩拠点として誰でも利用することが可能です。標高は770mほどだそう。

 

 

 

 

持参したスミレのガイドブックの他に、箱根に関する資料を購入し草花を調べつつ歩くことにしました。

 

 

 

 

箱根ビジターセンター内の、素晴らしい四季の案内パネル。

 

 

春の箱根

 

夏の箱根

 

秋の箱根

 

冬の箱根

 

 

箱根ビジターセンターのFacebookで花の開花情報が紹介されていたので、予めチェックし、参考に歩きました。

 

 

 

 

 

白百合台園地では華やかなミツバツツジが見られました。

 

 

 

 

 

 

 

スミレの花の季節は、雨や曇りが多く、雪が降ることさえありますが、この気怠いお天気も私は大好きです。

 

箱根独特のマメザクラや、オオシマザクラなどの山桜が咲く道を歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

散策では、タチツボスミレ数種、マルバスミレ、ヒメスミレ、ニョイスミレ、スミレを観察できました。

 

 

 

 

 

 

 

野鳥たちのさえずりの中、遊歩道をひとり歩いていたらふと、登山好きだった亡き父が一緒にいるような気持ちになり、不思議な安心感がありました。
都会的な父しか知らず、山野草を観察しながらもっと一緒に歩きたかったです。

 

 

 

 

箱根ビジターセンター裏一面に咲いていたニョイスミレ。

 

 

 

 

そして下の画像は鎌倉の家のニョイスミレ。
どこからかやってきで冬になって咲き出しました。私の靴の裏に種がついていたかしら? 

来春もスミレをたずね、このルートを歩きたいです。

 

 

 

展覧会のご案内

 

今春の箱根 湖尻の旅で出会ったスミレたちを、「すみれ絵」として小さな作品にし、12月の2つの展覧会で展示販売致します。お近くまでお越しの際は、ぜひ、お立ち寄り願います。

 

 

サポサポprojectに出品「すみれ絵・湖のほとり」ミクストメディア / (C)Mari Mochizuki 2022 / (フレーム:銀座伊東屋製 130×180mm)税込¥15,000円 半額支援

 

●「心星展」
東京藝大日本画出身作家展
Group exhibition
2022年12/5(月)- 12/10(土)
銀座スルガ台画廊
東京都中央区銀座
6-5-8 トップビル2F

5 Dec. – 10 Dec. 2022
Ginza Surugadai Gallery
2F 6-5-8, Ginza,
Chuo-ku, Tokyo

 

●「サポサポ project」
東京藝術大学卒業生
有志によるチャリティ展
Charity group exhibition
2022年12/9(金) – 12/11(日)

ギャラリー5610(南青山)
東京都港区南青山
5-6-10 5610番館

9 Dec. – 11 Dec. 2022
Gallery 5610
5-6-10, Minami Aoyama,
Minato-ku, Tokyo

 

 

 


 

スミレの花をたずねて

 

スミレの花をたずねて 1:北鎌倉・東慶寺

スミレの花をたずねて 2:裏磐梯へ

 


 

 

望月麻里
画家・イラストレーター

東京藝術大学美術学部絵画科
日本画専攻卒業

鎌倉市在住
mochizukimari.com

 

望月麻里への仕事のご依頼
giardino.art@gmail.com

ペイパルから望月麻里の制作活動を応援!
paypal.me/marimochizuki