暑中お伺い申し上げます スタジオ便り・2023年7/11

 

暑中お伺い申し上げます
皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしのことと存じます。

私の方はおかげさまで元気にいたしております。
この度、制作の日乗を「スタジオ便り」として、こちらのwebサイトのブログに綴ることにいたしました。
お時間ある時にお寄りくださいましたら幸いです。

 


 

鎌倉の北部の弊スタジオは六国見山の山肌に面しており、季節の移ろいを感じながら過ごせる環境です。

今の季節は、窓からヤマユリが20輪ほど咲く姿が見えます。
このヤマユリ達は、数軒並んだ家々の我が家の前だけに集まり咲いていて、今夏は門の前にも数株芽吹きました。草木は私たちを見ていて、愛でる者に応じてくれているのかも、などと(非科学的ではありますが、)感じてしまいます。

 

門の前のヤマユリが初めて開花した7/8の早朝は、曇りがちで涼風もあり、スケッチにうってつけの朝でした。
開花からオシベの花粉が出る前の、ほんの2時間ほどで描く必要がありますが、蚊にもたかられずにスケッチすることができました。

 

 

 

スタジオの庭の草花を集め描いてみました。

リシマキア・エフェメルム、オトメスミレの照り葉、ノジギクの若葉、ドクダミ の葉と果実(東慶寺 花便り基金より)、アワモリショウマの葉と果実(東慶寺 花便り基金より)。

オトメスミレは、牧野富太郎博士が箱根の乙女峠で発見したことに由来している白花(距は薄紫)のタチツボスミレで、スタジオの庭でも元気に育っていますが、照り葉がなんとも美しく、ノジギクの若葉との静かなコントラストを描きたくなりました。

 

 

 

この他に庭では、今夏に初めて開花したブッドレア、ヒマワリ、アガパンサス、ホタルブクロ、セイヨウフジバカマ、アナベルなどが咲いています。

 


 

 

向暑の折、引き続きお身体お大切にお過ごしあそばせ。

九州北部の雨の被害が、これ以上出ないことを祈ります。         

    

      望月麻里

 

 

【お知らせ】

●2023年7月より、望月麻里のMeta(Facebookページ、Instagram)のアカウントを可能な限りタイトにし、仕事関係を中心に投稿して参ります。Facebookの個人のアカウントも、今後、同じように修正して参ります。
アカウントは継続し、メッセージなども引き続き承ります。

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

●銀座スルガ台画廊様より、年末のグループ展にお声をかけていただきました。
会期は2023年11/27(月)〜12/2(土)の予定です。