閉幕いたしました / 銀座スルガ台画廊「心星展(2023年)」

 

いつもご高覧くださり有り難うございます

 

さて、11/27(月)から銀座スルガ台画廊様 にて開催されていたグループ展「心星展」が12/2(土)に閉幕いたしました。
年末のご多用な時期に、ご来場くださいました皆様、お心を寄せてくださった皆様、誠にありがとうございました。

 

今年はM15号の「庭の時間」という作品と「すみれ絵・TOKYO」の2点を出品しました。

 

左「庭の時間」M15号、右「すみれ絵・TOKYO」0号変形

 

 

M15号の「庭の時間」は私のとって大切な庭の思い出を、ルピナス、ビオラ、ノースポール(カンシロギク)、タチツボスミレを手掛かりに描きました。

 

0号変形の「すみれ絵」は、ミニアチュールのシリーズで、2008年のスルガ台画廊様での個展で初めて発表し、それ以来、ライフワークのように毎年描き続けています。
2023年初春に東京・裏高尾に植物の専門家の方々と登山し、高尾山で発見された黒褐色の葉を持つタカオスミレをはじめ、ミヤマキケマン、ヤマルリソウ、ミヤマカタバミ、徳川家の家紋の意匠になったミツバアオイなど、自生する野草の数々を取材することができました。
「すみれ絵・TOKYO」では、その裏高尾での楽しい登山と、東京の山の初春の賑やかさを描きました。

 

 

「すみれ絵・TOKYO」0号変形

 

 

 

ご来場くださった拙作のオーナー様から、DEMELのりんごとくるみのクグロフをいただきました。
コーヒータイムが楽しみです!いつもありがとうございます!

 

 

 

12年前の2011年に、私はスルガ台画廊様で個展を開催しました。日程が今回の「心星展」とほぼ同じで、画廊の応接室に座ると、当時の東日本大震災後の不安な街並みが思い出されました。
私自身は震災を機に作風を変え、それまで以上に植物を描き始めた年でもありました。

 

応接室の窓からの銀座の街も一変しました。
発表の機会を与えてくださるスルガ台画廊様に感謝し、「心星展」のメンバーの皆様から刺激をいただき学びながら、これからも健康に努め創作を続けたいです。

 

 

アーティストたちの歴史と、時代を見つめてきたスルガ台画廊の応接室の机や椅子。この窓を外して大きな作品の搬入出もします。

 

 

 

望月麻里
画家・イラストレーター

東京藝術大学美術学部絵画科
日本画専攻卒業

鎌倉市在住
mochizukimari.com

 

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