望月麻里 個展 “Japanese Garden” 開幕!
ローマ モンティ地区のショップ、Not Your Dolls Shop での私の個展 “Japanese Garden di Mari Mochizuki a cura di Rossana Calbi “ が、春分の日の前夜、3/20(水) 18:30からのオープニング パーティーと共に賑々しく開幕しました。
今回の展示は、
Not Your Dolls の店主でデザイナーの Paola Ravanelli さんプロデュース、キュレーター(学芸員) はRossana Calbi さん。
展示も印刷物もパーティーの準備も全てお二人が進めてくださいました。
もちろん、アーティストは一銭も払わない、小さなショップですが正式な企画展スタイルです。
オープニングの1時間前に私は会場入り。
すでに店頭にポスターが貼られ、Not Your Dolls Shop 全体が“Japanese Garden” のイメージで色調まで完璧にディスプレイされていました。
Not Your Dollsは、2016年のローマ滞在で見つけた小さなショップ。
私は近くの修道院に滞在していました。
このショップの企画展を私は2度観ていて、力のある作家を扱っていたので、キュレーターの Rossana さんは面識がありませんでしたが、アートに対する情熱を感じていました。
また、ショップの前を通るたび、店主&デザイナーのPaolaさんが、まめまめしくディスプレイに手を入れている姿が見られ、クリエイターとして共感するものがありました。
企画展の連絡をいただいてから展示に向けての準備は、文化や言葉の違いも伴い波をいくつも乗り越えました。
しかし、それは日本でもよくあること、アートという共通の大きなつながりを信じました。
オープニングの日の朝、私はB&Bの近所にある flingtiger で、アフタヌーンティー用の二段のお皿を見つけました。
そのお皿を持参しチロルチョコと日本のスナックをディスプレイ。
Paolaさんが店頭に出してくださいました。
すでに入口ではオープニングに並ぶお客様もいらっしゃる中で、Rossanaさんは車からお手製の大皿料理をいくつも出し、さらに会場の花を活けなおし、開幕直前まで設営にエネルギーを費やしていました。
会場には今回のプロジェクトで翻訳や調整の面で大変お世話になった Mikaさん、ローマ在住の 翻訳家 Mayumiさん、絵の後輩のI子さん、Monti在住のFBフレンズの皆さんも駆けつけて下さり華やかな会場に。
偶然の共通のお友達同士の再会、アートの空間らしいセレンディピティが散りばめられて。
今回の個展会場では、展示作品に加え、POP UP SHOPも開設。
野薔薇の素描を印刷した風呂敷(京都で印刷、加工) 、原画をつとめたホールマーク のレターセット、
春の花の絵葉書を販売いたします。
これら商品は個展の会期が終了後も取扱いが続くそうです。